ライフ

年賀状自慢男 定年後年賀状激減で息子に「いい人脈築けよ」

 元日の恒例行事が、夫の年賀状自慢。専業主婦の59才Oさんは、家族内で枚数No.1を自慢する61才の夫に毎年呆れかえっていたというが、定年後、夫の様子がいつもと違ったことがあるようで…。以下、Oさんの告白だ。

 * * *
 毎年、元日に朝早く起きて、郵便受けをチェックしに行くのがウチの夫の習慣。わが家にくる年賀状を代表して取りに行くんです。

 リビングにぜんぶ持ってきて、「来てるな、今年も大量に」と言ってから、「ま、ほとんどオレ宛だけどな」って言うのが毎回のパターン。

 夫は仕事関係からいっぱいきて、100枚は超えてる。それを大学生の息子に自慢して、「いいか、お前も社会に出たらいい人脈築けよ。仕事とか関係なく、信頼関係が築けるかどうか。それは年賀状の数を見ればわかるんだ」って、これを言うのもお決まり。

 息子もそれを見て、感心していたようだけど、夫が会社を定年退職して翌年の元日のこと。この年、郵便受けから年賀状をもってきた夫が青くなってる。しかも、「今年はウチ、喪中だっけ?」ってわけわかんないこと言ってるし。夫が仕事やめたことで、仕事関係の年賀状が激減。数が10分の1に。そりゃそうよね。

 その年賀状の数を見て、息子に「お前もいい人脈築けよ」っていつもと同じこと言ってた。息子も妙に納得してたわ。

※女性セブン2013年1月10・17日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

元々母や姉と一緒に住んでいたという
「何しに来たんか!」女子中学生刺殺で逮捕の平原政徳(43・無職)、近隣住民が語った“迷惑系素顔”「リフォームして、お金は持ってるんだろうなと…」 自宅前に置かれていた「200リッターのドラム缶」
NEWSポストセブン
取締役に抜擢した女性とは親密な関係のピクセラ藤岡毅社長
《情実人事か》東証上場企業「ピクセラ」社長が松岡茉優似の女性を取締役に抜擢「親密すぎる関係」を疑う声も
NEWSポストセブン
番組でブレイクするには狭き門
《明石家さんまの声が聞こえない…!》「もう寿命くるやろ」冠番組初の“テロップ対応”も…自身の喉の不調に「辞めなしゃーない」
NEWSポストセブン
日帰りで石川県輪島市を訪問された天皇皇后両陛下(2024年、石川県輪島市。撮影/JMPA)
天皇皇后両陛下、地震と豪雨の被災地をお見舞いに日帰りで石川県へ 3回の訪問に込めた“復興への祈り”
女性セブン
『全日本フィギュアスケート選手権』のスペシャルアンバサダーを務めている宇野昌磨(写真/AFLO)
【ドル箱コンテンツが一変】羽生結弦不在で窮地!宇野昌磨が奔走する「全日本フィギュア」の苦境
NEWSポストセブン
訃報から3年が経った神田沙也加さん。元恋人の前山剛久
《前山剛久が語った元恋人・神田沙也加さん》「お墓参りはまだ叶っておりません…」相次ぐ痛烈批判への想い、急死から3年
NEWSポストセブン
週刊ポスト名物企画「ENT座談会」(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏)
【江本孟紀×中畑清×達川光男が今シーズンを振り返る】DeNA下剋上も広島大失速も一刀両断「9月初め、新井監督に『優勝おめでとう!』と言って握手したのよ」
週刊ポスト
女優業にオファーが続々きている沢尻エリカ
沢尻エリカ、眼鏡店経営のワイルド系実業家と破局 一時期は半同棲報道、母にも紹介していた 今後は仕事と丁寧に向き合う日々へ
女性セブン
「韓国のトランプ」と呼ばれる李在明氏(時事通信フォト)
《韓国政界》尹大統領弾劾訴追を主導する野党代表・李在明氏は11容疑で起訴される“疑惑のデパート” 徹底的な反日・親北派の“次期大統領候補”
週刊ポスト
二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(時事通信フォト)
【一問一答】二階俊博・元自民党幹事長は三男・伸康氏と「菜々緒似の美人ママ」との不倫旅行スキャンダルにどう答えたのか
NEWSポストセブン
有村は春子の幼少期を演じた(NHK スクエア)
《オークションサイトに大量出品》有村架純が使用した『あまちゃん』台本が流出、所属事務所は「本人も胸を痛めている」 意外な“出品ルート”も明らかに
NEWSポストセブン
事件が起きてから数日、犯人はまだ捕まっていない(時事通信フォト)
《女子中学生の父親が警察署長情報はデマ》北九州ファストフード店事件をめぐる一連の憶測投稿に当該警察署は「事実ではない」
NEWSポストセブン