皇室のかたがたも、プライベートでさまざまなレストランやときには居酒屋にお出かけになることもある。新年の一般参賀にも参加された皇太子妃・雅子さまが外務省時代のご友人と行かれるのが、麻布の有名中華料理店『富麗華(ふれいか)』だ。
「元同僚の送別会など、折に触れてお使いになっていて、雅子さまは上海蟹やフカヒレの姿煮などを含む2万円のコースを召し上がられたこともあるようです」(宮内庁関係者)
2012年9月には、同店で小和田夫妻の金婚式を祝う会も行われており、皇太子ご夫妻も出席されている。
愛子さまも行かれたことがあるのが、赤坂の『溜池山王聘珍樓(へいちんろう)』。2007年に学習院初等科の運動会の後、親子数組で“ママ友ランチ”で訪れられたのを最初に、以来、愛子さまは、この店のエビ餃子や五目チャーハンがお気に入りだという。
ほかにも、六本木ミッドタウンにあるメキシコ料理店『ラ・コリナ』や日本橋のマンダリンオリエンタルホテルのフレンチ『シグネチャー』も雅子さま御用達のお店だ。
また、栃木県・那須御用邸近くにあるイタリアンレストラン『ジョイア・ミーア』は、ご静養のおりによく利用される名店だ。10年ほど前のこと、同店ではこんなことがあったという。
「皇太子ご夫妻に気がついた一般のお客様が立ち上がって拍手を送ると、おふたりもお客様に気さくに声をかけられていました。なかには感激のあまり、涙を流して震えながら、手を合わせ拝む年配の女性もいたほどです。皇太子さまは、そのかたに“ありがとうございます。大丈夫ですよ”とやさしくおっしゃっていました。その言葉に感動して、彼女はまた涙が止まらなくなってしまって…」(代表・笠原智江さん)
※女性セブン2013年1月24日号