最近、電話で愚痴を聞いてあげるという仕事が話題になっているという。愚痴聞き専門のサービス『グチっCHAO!』を運営するパッションワークス社長の山田淑子さんは、説明する。
「『グチっCHAO!』は、愚痴を聞いてほしい人からの電話を聞き手である“愚痴聞きたい員”の自宅電話に転送するシステム。在宅のお仕事なので、小さな子供がいる、介護をしているという主婦のかたでもできます。資格は特に必要ありませんが、人の話を聞くというのは意外と難しいので、応募いただいたら電話での受け答えテストを行い、パスしたかたに、“愚痴聞きたい員”になってもらっています」
週3日以上、1回2時間以上待機が条件。応対時間で計算され、1分当たり15~25円。仕事歴1年9か月のゆずさん(50代)は「人の話を聞くのが好きだった」という。
「お客様は、なかなか他人に話すことのできない愚痴や悩みを誰かに話したくて電話をかけてくるのですが、“聞いてくれてよかった”と言われたり、リピーターになって再指名してくださるとうれしいです。月に平均2万円前後ですが、やりがいを感じてます」(ゆずさん)
※女性セブン2013年1月24日号