「自分自身の血液型や性格については、誰しもおおよその自覚はあるはず。そうした性格や血液型別の特徴を理解し、そこから導き出される結論を生かすことで人生はより良いものになるのです」
そう語るのは20数年にわたり、鍼灸や整体を通じて多くの人の行動パターンを研究、独自の血液型理論を構築した小萩喜一氏(小萩治療技術開発主宰)だ。小萩氏によると、女性の「口説き方」「落とし方」も血液型によって違ってくる。ただし恋愛や結婚の場合には「同じ血液型同士」がうまくいきやすいという。
「どんなふうにわかり合えるのかは最終的には個人個人の組み合わせによりますが、感覚や思考パターンの基盤が共通している同じ血液型なら、早く、深くわかり合えるといえます」
しかし、そうはいっても、いつも自分と同じ血液型の相手ばかりに恋するとは限らないのが現実。
A型女性は、恋愛を皮膚感覚でとらえる人が多く、周囲の言動を強く受けすぎ「恥ずかしい」「傷ついた」と思い込む傾向がある。
「それだけに、自己犠牲を払い傘となって自分を守ってくれる大きな包容力に幻を見ます。押しが強く包容力がある人を好むため、面白い話術で楽しませるサービス精神を持ちましょう」
また、褒められたい願望が人一倍強いのも特徴。褒め言葉や労いをさりげなくかけてあげることで落ちるケースが多い。
自分の決めたルールに従って行動する男性にときめくのがO型女性だという。
「孤高のプライドや孤独な仕草に幻を見ます。そんな人が頑張っている様子を見ると、思わず助けてあげたくなる。口説くには、単なる真面目な人で終わらないために、少し生意気な言動を加えてみると良い」
ただし、こうと決めた男性は巧みにモノにするという肉食系が多いのもO型。気が付いたら手のひらで踊らされていたというケースも多い。B型女性は自由で気まま、奔放を許す世界観を持ち、自然の流れと気分の流れに身を任せて生きる人が多い。
「そのため、行動力があり一緒に外出に付き合ってくれる相手を好みます。好きなことを好きなようにさせてあげられるかがカギです」
普段の性格はサラッとしているが、ときに情熱的になる。利己的な言動には一転して憎悪を抱き、粘着して追い回したり、ハチの一刺しで仕留められる。思いどおりにしようとすると返り討ちにあうので、うまく放し飼いにすることが上手に付き合うコツだ。
また、AB型女性にとっての理想の男性は「よき聞き役」だという。
「どっしりと構えていながらも、気楽に何でも相談でき、自分のいいたいことを理解してくれる人を好みます。とがめることなく、よき理解者であることを示すのが大切です」
AB型は、男女ともに寂しがりやが多いため、精神的支柱になってあげることが重要だという。
「見た目はしっかりしていても、実はもろいのがAB型女性なのです。精神的に不安定な気持ちが強いときは謙虚に接して不安を与えないことです」
※週刊ポスト2013年2月1日号