数々の修羅場をくぐりぬけてきた山路徹さん(51才)が読者のお悩みにズバリ回答。バカダンナの目線から、夫婦の問題に切り込んでいきます。
【質問】
夫が風俗通いをしています。何度やめてと言っても「わかった」と言いながら、隠れて行っているようです。「今度行ったら離婚よ」とまで言っているのですが、こそこそ隠れて行っているみたいで…。妻や恋人がいるのに風俗に行く男性の心理が理解できません。男性ってそういうものですか?(35才・専業主婦)
【回答】
だんなさんからすると奥さんのことは愛しているけれど、一方で性癖のようなものがあって、これだけはやめられないという理由で風俗に通っているのかもしれない。そうすると病気のようなもので、なかなか直すのは難しいかもしれません。
ただ、女性としては妻という存在がいるのに、なぜ、わざわざお金を払ってまでほかの女性と性的な行為をするのかは理解できないでしょう。
行くのをやめて、と言ってもだんなさんは隠れてでも行っているようですから、正攻法ではなんともならない。
それならば割りきってこう言ってみてはいかがでしょう。
「あなたが風俗で使ったお金と同じ金額を、私も自分磨きのためにエステに行ったり、高級化粧品買ったりするから」と。
もしもだんなさんが文句を言おうものなら、こう返すんです。
「あなたが風俗に行くってことは今の私に満足してないってことでしょう? だったらきれいになるために、私は自分磨きのためにお金を使わせてもらいますからね」
だんなさんはぐうの音も出ないはずです。それでもまだやめてくれなくて、離婚もしたくないというなら、まだだんなさんの趣味が風俗でとどまっているだけマシという考え方もあります。
不倫騒動で世間を騒がせたぼくがいうのもなんですが、風俗の女性はいわゆる“プロ”ですから、お金でかたがついているので、だんなさんも割りきった思いで通っている可能性もある。だから、家庭の金銭的な問題がクリアできるのであれば、だんなさんの風俗代の分、あなたも自由にお金を使って、自分磨きをしてはいかがでしょうか。
※女性セブン2013年2月7日号