アベノミクスによって株高とともに円安が進んでいる。そして円安の影響はすでに出ている。
秋葉原の電気街では「USBメモリやHDDなどパソコンのパーツの値上がりを見込んで駆け込み需要が増えている」(量販店店員)という。
スマホも例外ではない。アップルのiPhoneやサムソンのGalaxyパーツはドル建てが基本だから機種や修理代の値上がりは必至。
アプリの料金は、アップルが一昨年、円高基調を受けて1ドル=115円の基準を85円に変更した経緯があった。なので、円安傾向で再改訂されて値上がりする可能性が高い。
※週刊ポスト2013年2月8日号