ファッション誌『Numero TOKYO』3月号のインタビューで局アナ時代を振り返り、「地獄の日々」だったと告白したアナウンサーの中野美奈子(33才)。
なかでもつらかったのは先輩アナからの叱咤。番組の終了後、VTRをチェックした先輩から、「おまえには本当にニュースを読むセンスがない」と事細かにダメ出しされ、しまいには、「あまりにも下手だから辞めろ」とニュース読みから外されたことも告白。
<怒られた記憶しかなくて(中略)、早々に自信喪失してメンタルもガタガタ。ストレスでひどく肌荒れしてしまって、人に会うことすら避けてしまったり…。ちょっと鬱っぽかったんでしょうね>
当時は、局内のトイレにひとりでいるときがいちばん楽しかったといい、これまで語られなかった本音を赤裸々に明かしている。そして、フジテレビ関係者は、中野の発言に怒り心頭の様子。
「自分の未熟さを棚に上げています。原稿が読めず、語彙力もないからいつも間違いだらけ。収録後にいくら注意しても上手くならなかった」
中野の言い間違えは、今や伝説となっているほどで、小柴昌俊さん(86才)がノーベル賞を受賞したときは、スーパーカミオカンデを“スーパーカミオカデン”と連呼。隣の男性アナが慌てて言い直しても気づかなかったほどだ。
ほかにも射撃場を射殺場と言い間違えたり、野球の左投左打(ひだりなげひだりうち)をサトーサダと読んだりと、例を挙げたらきりがない。
「プロ意識が希薄で、技術も未熟な新人を厳しく指導するのは当然で、それを“地獄だった”と言われたら、たまったもんじゃありません。しかも、体罰やいじめが社会問題になっているこのタイミングで、わざわざ古巣批判をするところが不愉快です」(前出・フジテレビ関係者)
※女性セブン2013年2月21日号