「本命」「義理」だけじゃなく、最近は「友チョコ」「自分チョコ」「逆チョコ」なんてものまで登場しているバレンタインデー。今年もすでに各デパートでは特設会場がオープンし、連日チョコを吟味する女子であふれかえっている。
「景気がよくなりつつあるせいか、今年はブランド志向が戻ってきています。1粒1000円というチョコレートの売れ行きもいいそうです」(デパート関係者)
そんな大盛り上がりに、ちょっと待った! というのが女性をめぐるトレンドを鋭く斬る辛口コラムニストの吉田潮さんだ。
「結局バレンタインは、“女の自己満足イベント”だと思います。高級で珍しいチョコレートを相手にあげることが、“あたしはそんじょそこらの女とはチョイト違うのよ!”というアピールであり、男性に対しては“お返しは貴金属か皮革製品でお願い!”という恩着せがましい念押し&呪いの行為でもあります。
煩わしい人間関係を心底面倒くさいと思っている女性や、女性からの異常な期待(ホワイトデーのお返し)に怯える男性にとってはまさに地獄のイベントだと思われます」
※女性セブン2013年2月21日号