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もっともお金が貯まりやすいのは1週間に1回だけATMに行く人

 銀行からお金を引き出す回数は人それぞれ。まとまった額を引き出すと使ってしまうので、少額を頻繁に引き出す人もいれば、その逆の人もいる。けれど、お金を貯められる人と貯められない人では、回数にも違いがあるらしい。

「まとまった額をどーんと引き出す人も、少額を1~2日に1回引き出す人も、実はどちらもお金が貯まりません。いちばんお金を貯めているのは、1週間に1回お金を引き出す人。このことから、1週間のお金の使い方をしっかりと管理できる人が、貯まる人だといえそうです」(家計再生コンサルタント・横山光昭さん。以下「」内同)

 その一方で、“長財布を持つとお金が貯まる”ってよく聞くけど、これって本当なのだろうか。

「この話には、実はまったく根拠はありません。ただ、財布を見ると、お金が貯まる人と貯まらない人がわかるのは本当ですよ」

 横山さんが、お金が貯まらない財布の例としてあげるのは、レシートやポイントカードで財布がパンパンになっている人や、お札が上下バラバラで、くしゃくしゃに入っている人。

「お財布を雑に扱う人は、財布に入っているお金に対する意識が低い人。反対に、丁寧に扱う人は、お金に対する意識が高く、きちんと管理をしている人です。当然、後者のほうがお金が貯まります」

 また、500円玉貯金は貯まりやすいという話も聞くが、実際にはどうなのだろう?

「500円ってわりと額が大きいですよね。例えば300円のものを1000円札を出して買うとおつりが700円。そのうち500円が貯金箱行きですから、あっという間にお財布の中の1000円札がなくなり、銀行からお金を引き出さなきゃ…となるんです。貯金箱には貯まりますが、日々のやりくりはきつくなってしまう。私のおすすめはむしろ“小銭貯金”。その日の終わりに、お財布に残っている小銭を貯金箱に…くらいのほうが、無理せず続けられると思いますよ」

※女性セブン2013年3月14日号

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