岸朝子さんが魅了された「牡蠣のくん製オイルづけ」
「牡蠣には少々うるさいんですの」と微笑むのは、『東京五つ星の手みやげ』などもあるお取り寄せの達人・岸朝子さん。そんな彼女イチ押しの品が「牡蠣のくん製オイルづけ」だ。
プリッとした大粒の身と香ばしい特製オリーブオイルが特徴という。同商品の作り手、宮城県石巻市の三養水産の加工現場を訪ねた。
目に飛び込んできたのは、ぷっくりと肉厚で乳白色の牡蠣の身だ。熟練の牡蠣剥き職人が圧巻のスピードで一粒一粒を殻から外す。自家製の燻製機によって燻された牡蠣を瓶詰し、特製オイルを注ぎ完成。
「牡蠣の旨みを最大限に引き出した自信作」(辻尚広常務)と胸を張る。岸さんもこの旨みに魅了された一人。
「身はそのままいただき、残ったオイルは炒めものに使うと最高です。おいしゅうございますよ」(岸さん)
■牡蠣のくん製オイルづけ
1260 円/1瓶150g(牡蠣80g)
宮城県産の牡蠣を桜チップで数時間にわたり低温燻製し、旨みを凝縮。ガーリックとハーブで香り付けしたオリーブオイルとの相性も抜群だ。
【店名】三養水産
【住所】宮城県石巻市流留字家の前10-10
【営業】8時~17時
【定休】日、祝、8月13日~16日
【注文HP】http://sanyou-suisan.com/
撮影■岩本朗
※週刊ポスト2013年5月3・10日号