スマホ全盛のいまの御時世だが、頑なにガラケーを使い続ける人もいる。しかも、同じ機種を何年も使うというパターンも。東京都に住む女性Oさん(45才)の夫(45才)は、そんなガラケー命な男性。Oさんが、夫のエピソードを披露する。
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ダンナは8年前の携帯を修理しながら使っているの。携帯って2年目ぐらいから故障が多くなり、3年目には携帯の環境がガラッと変わるから、変えたくなる…っていうようにできていると、私は思っているのね。
だけどダンナは「せっかく使い慣れたときに変える意味がわかんない」と言って、壊れるたびに修理に出してたら、あっという間に8年。
そのうち「えーっ、珍しいですね~。その携帯。私、高校生のとき使っていたんですよ。なつかしい」なんてバイトの女の子に言われたとかで、変えられなくなっちゃった。陰では「すっげーガラケー」と言われているに決まっているわよ。
「スマホに変えれば?」と言っても、「オレは時代に流されない。この携帯と心中するつもり」ってわけわかんないことを言って、威張っているもの。
※女性セブン2013年6月27日号