時折、外食の際に、やけにまっすぐなエビフライが出てくることはないだろうか。確かに見た目はいいが、普通、エビの体は曲がっているはずだ。この場合、成形された加工品である可能性が高い。
食品問題に詳しいジャーナリスト・郡司和夫氏が解説する。
「エビをそのまま揚げるのではなく、大きさを均一化するため、小さなエビをエビ型の容器に寄せ集めて固めて冷凍処理、これをフライにしたもの。学校給食のエビフライで、大きさのバラつきが問題になったことが、この方法のスタートだったようです」
※週刊ポスト2013年6月28日号