「派手婚」といえば、愛知県のイメージがあるが、実際は違う。本誌は様々な統計から結婚式にかける金額を調査したが、以下の結果に。
●結婚式費用日本一は「愛知」ではなく「群馬」
(1位=群馬、2位=秋田、3位=山梨、4位=福島、5位=佐賀)
群馬が結婚式にかける平均費用は443万円で、全国平均の289万円をはるかに上回る。
ガラス張りのトラックに嫁入り道具を乗せ、花嫁が大名行列する「派手婚」で知られる愛知は意外にも全国平均以下(約285万円)だった。
結婚情報誌『ゼクシィ』を発行するリクルートマーケティングパートナーズが調査した、「披露宴にかける費用の総額」(2012年)でも、群馬、栃木、茨城の北関東3県は383万円で、全国平均(344万円)を上回った(ちなみに本ランキングでも栃木は6位)。
この3県の招待客数は平均79人で全国平均の73人よりも多い。
「北関東の人は親戚や地縁を大切にするので、招待客が増え、料理にも出費を惜しまない傾向があります。見栄を張るというよりは、一人一人のもてなしを重視するのです」(群馬のホテル関係者)
一方、最下位は兵庫の153万円で、京都が168万円で続く。人生の晴れ舞台でも、“シブチン”な関西人気質が現われているのだろうか。
※週刊ポスト2013年8月2日号