数多くの有名人の財布を見てきたファイナンシャルプランナー・花輪陽子さん。中でも“貯まる財布”のルールにぴったりあてはまっていたのがプロゴルファー・東尾理子(37才)の財布だという。
「芸能界やスポーツ界で活躍されているかたはカードも現金も多く、財布は厚めなのですが、東尾さんは薄く、小銭がほとんど入っていません。非常にシンプルでスッキリしています」(花輪さん)
本人に財布へのこだわりをたずねると、やはりキレイに保つために日々の支払いから、中に入れるカード、お札に至るまで細かく管理していた。
「とにかく財布が厚くなるのが嫌なので、支払いは必ず小銭から。小銭入れが膨らまないよう、硬貨もなるべく“平たく”並べて入れます」(東尾さん)
お札は月に1~2回、銀行の窓口で新札をおろすのがこだわり。
「やっぱり新札のほうが気持ちいいし、お祝い事などにも使えるので連番で揃えています。財布には5万円ほど入れて、少なくなったら補充するようにしています」(東尾さん)
財布のポケットには、クレジットカード3枚、キャッシュカードが2枚と、あとはポイントカードが2枚のみ。
「他のポイントカードは別のケースに入れ、必要なときだけ持ち出します。レシートはお財布には入れず、バッグのポケットに入れ、帰ったらすぐ出します」(東尾さん)
財布に入れるものと、入れないものを徹底して守っているからこそ、この薄さが保てるのだろう。ちなみに財布はエルメスで、夫の石田純一(59才)からのプレゼントなんだとか。
「つきあいだしたころにもらったので、かれこれ5年目。実はそれまで二つ折りのお財布だったのですが、“お金は折り曲げちゃいけないよ”と、主人がこの長財布をくれたんです」
他にもこまめにお札の向きを揃えることなど、お金との向き合い方を教えてくれたという。
「まだまだ使うつもりですが、もし買い替えるとしても同じお財布にする予定です!」
※女性セブン2013年8月22・29日号