チャンス・グンソク(26才)が8月24、25日、千葉・幕張メッセ国際展示場で、自ら企画、エキスポと2種類のライブを合体させた超大型サマーフェスティバル『COMEN JANG KEUN SUK ZIKEN fes,TOKYO』を開催。4万人の“うなぎ”(グンソクがファンを呼ぶ愛称)を熱狂させた。
「トウキョウ! トウキョウ! トウキョウ――!こんにちは、雨男チャン・グンソクです! みんな楽しんでる?」。
<Indian summer>と称した昼のソロライブは、こんな軽快な挨拶で幕を開けた。「直進」を意味するグンソクの好きな韓国語「ZIKZIN」をテーマにした今回のフェスティバルは、グンソクが3年前から企画してきたもの。当初は周りのスタッフ全員に反対されていたほど漠然としたものだったが、今年になってグンソクが積極的に具体案を練り、実現させたという。
『LIVE ZONE』では、昼夜で趣向の異なるライブを。激しいロックナンバーで、十八番の投げキスを会場じゅうに投げまくる。前列の“うなぎ”には音付きのキスを狙い撃ち、客席に降りると、唇にあてた自分の手を直接ファンの唇にタッチさせるなど、グンソクワールド全開。
続く夜のクラブイベント(『ELECTROCAL SUMMER』)では、ステージ設定もヘアスタイルも変えて、赤いグローブにマントを羽織り登場。ミニトロッコで場内を回り、巨大な水鉄砲を“うなぎ”たちに向け容赦なく水を浴びせる。
「最近確認したら、“うな男”(男性のファン)が600人くらいに増えてた!“うな男”~、声出して!」と呼びかけ、最後は「みんなで永遠にZIKZINしよう!」「今ビール飲みたい!」
と言い残し、ステージ奥に消えていった。前代未聞の大イベントを成功させ、10月からはソロの全国ZEPPツアーも行われる。そろそろ演技する姿も見たいけど、アーティスト・グンちゃんの進化はまだまだ続きそう。
※女性セブン2013年9月12日号