10月23日、デビュー40周年を記念したアルバム『Thanks 40~青い鳥たちへ』をリリースした桜田淳子(55才)。11月26日には、東京・銀座の博品館劇場で開かれる1日限りの発売記念イベントに出演する。
1992年に会社役員の東信行氏(57才)と結婚し、翌1993年に公開された主演映画『お引越し』に出演したのを最後に芸能界の仕事から離れていた彼女。しかし、3人(長男・19才、長女・17才、次女・15才)の子育てにひと段落がつくと、彼女は芸能界への復帰を決めた。
淳子が突然結婚を決めたのは1992年のこと。姉の影響もあって19才の時に世界基督教統一神霊協会(統一教会)に入信していた淳子は、1992年6月に合同結婚式に参加することを表明したのだ。
「配偶者は神が選んでくださるもの」という考え方の統一教会では、創始者である文鮮明師が結婚相手を決める。淳子の相手は福井・敦賀に拠点を置く漁網会社の会社役員を務める東氏だった。
「当時はものすごくセンセーショナルな話題でした。人気絶頂のなか恋愛結婚して、引退した森昌子さんと彼女は違うタイプと思っていたけれど、お見合いのような形でしかも3万組のカップルとの合同結婚式でしたからね」(ワイドショー関係者)
夫の会社のある敦賀へと引っ越した淳子は、翌1993年に『お引越し』が公開されると、プロモーションのために東京と福井を何度も往復した。しかし、1994年3月に長男が誕生すると、淳子は事実上引退してしまう。
「実は仕事のオファーはたびたびあったんです。子供ができる前は、仕事と子育てを両立しようと思っていた淳子さんでしたが、旦那さんが仕事で忙しく、子育てが想像よりもはるかに大変だったので、主婦業に専念することを決めたんでしょう」(淳子の知人)
2000年3月に東氏が従業員の高齢化を理由に会社を廃業すると、義父母の自宅からほど近い兵庫・西宮へ引っ越した。淳子は家族をいちばんに考えていたようだ。
そして2005年、淳子は都内に億ションを購入。それは芸能界復帰を見据えてのことだった。しかし淳子は、2006年にエッセイを出版するにとどまり、その後数年にわたりタイミングを見計らい、復帰を発表したのはつい先日のことだった。
「淳子さんのところは、いちばん下のお子さんも来年には高校に進学しますからね。ようやくひと区切りついたということなんでしょう。今年に入ってから、変わらず宗教活動も熱心に行う一方でダイエットにも励んでいるそうです。復帰イベントでは朗読を行うそうですが、ファンはやっぱり彼女の歌を期待しています。淳子さんも“何とか一曲でも…”という思いがあるようで、ボイストレーニングもしているそうですよ」(音楽関係者)
※女性セブン2013年11月14日号