次男の逮捕を受けて、『朝ズバッ!』、『サタデーずばッと』(ともにTBS系)を降板したみのもんただが、同時にセクハラ疑惑でもマスコミを騒がせていた。8月30日放送の『朝ズバッ!』で、CM明けに吉田明世アナ(25才)がお尻辺りに手を伸ばしたみのの手を振り払う様子が、一瞬お茶の間に流れた。このシーンをめぐってネットを中心に「セクハラだ!」と大騒動になったのだ。
この疑惑に対して、次男逮捕直後に神奈川県鎌倉の自宅前で行った会見の際、みのは「セクハラっていうのは1人でできるもんじゃない」と語っていた。みのの主張は、相手が被害を訴えなければセクハラには当たらない。つまり「おれは悪くない」という言い分だった。
10月26日の降板発表会見でも、このセクハラ疑惑についての質問が出た。すると語り始めたのは、悪いのは被害を受けたはずの吉田アナのほうだという内容だった。
「あのお嬢さんは、本当によくトチるんです。ぼくはトチる度に、背中を叩いたり肩を叩いたりしていました。私はセクハラをするつもりも何もありません。“コラッ!”と叩くだけです。彼女に聞いてもらったほうがいいと思います」
みのの言い分が正しいのか、会社に向かう吉田アナに話を聞いたが、彼女はみのの名前を出しただけで、怯えた表情を浮かべ、「本当にごめんなさい。すみません…」と言うだけだった。
『週刊新潮』(10月31日号)によれば、みのは次男の事件後、TBSの株を買い足し、個人筆頭株主に躍り出ているという。となれば、TBSに大きな影響力を持つみのに、局アナである吉田アナが表立って文句を言えるわけもない。あるTBS関係者はこう証言する。
「吉田アナへのセクハラは、現実にあったんです。お尻を触られたり、背中のブラのホックを触られたり…。彼女だけでなく、みのさんの女子アナへのセクハラは番組内では有名でした」
実際、みのはこれまでもたびたび、セクハラ疑惑が報じられてきた。2007年4月には、当時『朝ズバッ!』の司会を務めていた女子アナが、みのからの度重なるセクハラに悩み、番組を降板していたことを女性セブンがスクープ。その後も同局の竹内香苗アナ(35才)や高畑百合子アナ(33才)など、多数の女性が彼の“毒牙”にかかったと報じられている。
「今年3月まで『朝ズバッ!』のレギュラーだった加藤シルビアアナ(27才)も、みのさんのセクハラ被害を受けていました。彼女が番組を卒業したのは、みのさんのセクハラに悩んだ末に、“もう続けられません”と上層部に直訴したからと言われています」(前出・TBS関係者)
※女性セブン2013年11月14日号