2011年3月、海老名家の次男・林家三平(42才)と入籍、同家に嫁いだ国分佐智子(36才)。以来、姑である海老名香葉子さん(80才)との確執も噂されていたが、今となっては“さっちゃん、さっちゃん”と存分にかわいがられているという。
姑との関係は良好な国分だが、海老名家の“強敵”は姑だけではない。小姑の長女・美どり(60才)と次女・泰葉(52才)も香葉子さんに劣らぬ“超個性派”だ。
「姑さんだけでも大変なのに、さっちゃんは“美どりお姉さま”、“泰葉お姉さま”って呼んで、小姑たちに相当気を使っていますよ。いつかストレスを溜めて爆発するんじゃないかと、心配ですよ…」(海老名家の知人)
国分の状況を不安視する声はあちこちからあがるのだが、実のところ、国分は想像以上にしたたかだった。国分が海老名家に嫁ぐ際、香葉子さんは女性セブンにこう語っていた。
「泰助(三平の本名)はうちに来る前に、美どり夫妻のところに佐智子さんを連れていったみたい。そうしたら“いい子だ。いい妹ができて嬉しい”と美どりも大喜びで、佐智子さんを大接待してくれたんだそうです。それで“いざとなったら、私たちがついてるわよ”と美どりが言ったそうなんですよ」
香葉子さんに会う前に、国分は美どりを味方にしていたのだ。実際、婚約を発表したとき、美どりは、<可愛い妹ができて本当にうれしいです。何かあったら一番最初に私に相談してほしいと思います>と国分の海老名家入りを歓迎した。そして、もうひとりの小姑・泰葉とはお互いの家を行き来する仲だという。
「さっちゃんは泰葉さんの家に行ってお料理を教わったりもしているみたいなんです。腕前は上達しているんですけど、“泰葉お姉さまに教わったんですけど、まだかなわないみたい”と必ず泰葉さんを立てるんです」(別の海老名家の知人)
さらに今年8月、泰葉は3年ぶりに歌手として活動を再開したが、これに尽力したのも国分だった。
「泰葉さんは香葉子さんが社長を務める『ねぎし事務所』で再出発を果たしたんですが、当初、香葉子さんは泰葉さんが復帰することに“どうせ、また揉め事を起こす”と猛反対していたんです。でも、さっちゃんと三平さんが香葉子さんに掛け合って、ふたりがサポートするという約束で、香葉子さんは渋々、歌手復帰を認めたそうですよ」(前出・海老名家の知人)
国分は、見事に海老名家の女たちの懐に入ってみせたのだ。
「可憐な外見とは裏腹に、さっちゃんは意外と図太いんです。香葉子さんも、美どりさんも、泰葉さんも、すっかりさっちゃんの味方ですよ(笑い)。しかも、さっちゃんが海老名家に入ったお陰で、バラバラだった海老名家の女性たちが、また元の仲のよかった一家に戻ろうとしているんですから」(前出・海老名家の知人)
※女性セブン2013年12月12日号