女芸人との不倫現場と思われる動画をインターネット上に配信し、ネットを炎上させてしまった平成ノブシコブシ・徳井健太。後日、この動画が自身のトークライブ『負タケ頑ゴメ煌トクイ』のドッキリ企画であったことが判明するや、ネット界はさらに大炎上。つい先日、徳井本人が謝罪をしたことで事態は一応の収束を見せたが、周りでは「あいつはまた絶対何かをやらかす」と心配のタネと化しているらしい。
確かに徳井と言えば、“サイコ”というあだ名が示す通り、いたって真面目で普通の相方・吉村とは正反対の破天荒ぶりが有名。『逃走中』の炎上発言は朝飯前、先日オンエアされた『アメトーーク!』内、「相方どうかしてるぜ芸人」でも、その常軌を逸した行動が紹介され、客席をドン引きさせたのは記憶に新しいところだ。
『負タケ頑ゴメ煌トクイ』でも過去に、流血ハプニングを思わせる演出をしかけるなど、客を笑わせたいのか? それとも引かせたいのか? その芸風はナゾというか怖いものがある。
「彼は、ピースや大西ライオンと同じ、東京NSC5期生出身。元々は吉村とコンビを組んでいませんでした。NSC内ではまったくといっていいほど目立たない存在で、夏休み前に『つまんないから辞めようかな』と漏らしていたような消極的な男でした。かつては、『ヤドクガエル』というコンビを組んでいて、コントの内容も暗くて気持ち悪い感じだったのを覚えています。陰惨な気持ちになるようなネタでしたね」
と、同期の元芸人が語るように、前に前に行かなければならない芸人の世界で、あまりに異質な存在だったことが伺い知れる。
「昔から売れるつもりがないような男だった。売れないころからギャンブルにお金をつぎ込んで相当な借金を抱え、先輩たちと社交的に絡むことにも興味を示さない。芸人というか、福本伸行マンガのキャラクターみたいな人間。今も、いつ芸人を辞めてもいいと思っているんじゃないですかね。あれはキャラでもなんでもなく“素”ですよ」(前出・元同期)