「健康で大きく育ち、立派な男になってくれるように…」──2007年10月に誕生した長男(6才)に、近藤真彦(49才)はそんな願いを込めて名前をつけた。あれから6年。愛息はその名の通り、大きくすくすくと育っている。
「近藤さんのお子さんが、都内でも有数の名門私立小学校をお受験したそうです。大学までの一貫教育となるその小学校は、毎年10倍近い倍率になる狭き門。ペーパーはもちろん、行動観察や保護者面接もありましたが、見事合格したそうです」(近藤の知人)
1994年6月、A子夫人(47才)と結婚した近藤。愛息が誕生するまでには長い不妊の日々があったことを、かつて本誌にこう明かしていた。
「45才になったら、不妊治療はもうキッパリやめようって決めてたの。45才の彼女の誕生日を迎えた時に、一切その話をやめようと。そのとき夫婦ふたりの人生も楽しいと思うよって」
近藤が43才、A子夫人が41才の時に生まれた長男は、約2か月の早期出産。低体重児だったため、しばらくは保育器の中で静かに寝息を立てていた。
<強く、優しく育ってくれたら、それ以上望むことはない>
雑誌のインタビューなどでそう語っていた近藤だが、無事に退院したわが子を、過保護に育てたことはこれまで一度もなかった。
生後6か月のころから、プールや海、川に入らせた。熱が出てしまって、周りから「バカじゃないの!」と怒られたりしたというが、子育て観を変えることはなかった。長男は物心がつくと、自分にできないことを父がやってのけると、「パパ、強い!」と言うようになった。すると近藤は、「強くなりたいんだったらこうしなさい」と教えてきたという。
「自転車の補助輪を外す特訓も熱血指導でしたね。坂道を下る時に、近藤さんは途中でぱっと手を放すんです。そうするとお子さんは転んでしまうんですが、近藤さんはお子さんに駆け寄って、“どうする? 泣くの?”と言う。でもお子さんはぐっと歯をくいしばって“泣かない!”と言って坂を上って、また坂を下るという練習を繰り返したそうです」(テレビ局関係者)
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号