今宵、ワインのお供に選んだのは「トリュフフロマージュ・ポルチーニ」。ん? 聞いたことない? 実はコレ、今巷を賑わせているポップコーンなのだ。
「日本人には塩やキャラメル味が馴染み深いですが、当店はシアトル発のグルメなポップコーン。ワインのほかにビールにピッタリなテイストもあります」
と、話すのは、表参道ヒルズ内に店舗を構える『KuKuRuZA popcorn(ククルザポップコーン)』の運営会社チャウダーズ・事業部ブランドグループの湯川かおりさんだ。
日本に上陸したのは2013年9月。全10種類のフレーバーには、前出の「トリュフ~」のほか「ブラックラズベリー」など高級なスイーツ感覚で楽しめるものもある。
1日におよそ400人ほどの来客があり、Sサイズ(350~420円)が約2000パックと、飛ぶように売れるというから驚き! 同店前には、この寒空の下でも、連日長蛇の列ができている。
2時間並んだという主婦(38才)は、違う味をなんと5パック購入。早速頬張ると「こんなの食べたことない!」と驚きっぱなしだった。
「映画館やアミューズメント施設で食べるのがポップコーンのイメージでした。ジャンクフードと思っている人も多いですが、原材料のトウモロコシは食物繊維が豊富で、健康志向の人にも人気を呼んでいます」(トレンドウオッチャー・くどーみやこさん)
当初は圧倒的に女性客が多かったが、今では約4割が男性客。年齢層も20~50代と幅広い。近接するパンケーキの名店にもひけをとらない人気ぶりだ。
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号