2013年9月の発売以降、今もカラーによっては順番待ちという『iPhone 5s』と、カラーリング豊かな普及版として登場した『iPhone 5c』。『iPhone』シリーズは、スマートフォンの54.1%のシェアを占めるほどの圧倒的な人気を誇っている。
その一方で、最近、ガラケーやアンドロイド端末が、『iPhone』に対抗すべく、独自の最新機能を備えて“逆襲”を始めた。
まずはガラケー。ウリのひとつの大容量バッテリーが、ますます充実してきている。2013年11月27日に発売されたNTTドコモ『N-01F』は、連続待ち受け時間(完全充電から操作せずに電源がもつ時間)が780時間と『iPhone 5s』の3倍以上。
アンドロイドになると、さらに驚きな機能を備えている。その理由をITジャーナリストの三上洋さんが言う。
「『iPhone』は、基本的に1年に1回しか新製品が出ませんが、アンドロイドは、さまざまなメーカーから頻繁に出ています。そのため、新しい機能が備わっていることが多い」
例えば、10月発売のau『GALAXY Note 3 SCL22』は付属のタッチペンで番号を書けば、そのまま電話がかけられる。
12月6日に発売したばかりのソフトバンクモバイル『AQUOS PHONE Xx 302SH』は、英語文にカメラを向けるだけで、自動的に日本語に翻訳してくれる機能を搭載している。
いつまでも『iPhone』のひとり勝ちってわけではないかも。
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号