ことあるごとに日本に対し自国の優越をやたらと主張する韓国。ならば “捏造”のできない数字を突きつけて白黒をはっきりさせてみよう。ここでは製造業について検証する。
韓国は日本と同様、製造業が主流の国だが、国際特許出願件数は日本が4万3660件なのに対し、韓国は1万1848件。日本の労働者の1時間あたりの労働生産性は40ドルで、韓国は10ドル。技術や労働レベルの差もまた歴然である。
そもそも韓国の文化が経済発展を妨げているという指摘も。韓国経済に詳しい経済評論家の三橋貴明氏がいう。
「韓国の商業文化は“自分たちで作れないなら、海外から買ってしまえ”という考え。日本のように中小の製造業を大事にする文化がないのです。だから技術が育たず、労働生産性も到底日本に及ばない。
また、韓国はニートが多いのも問題です。超学歴社会の韓国は日本より大学進学率は高いものの、頑張るのはそこまで。学生の4割は就職せずにニートになる。働かない人が多ければそれだけ国全体の労働生産性は落ちる。政府も、財閥の意向を優先しすぎて、ニート問題を助長させています」
日本に勝つため国をあげて財閥企業の巨大化を推進した結果、経済全体が停滞してしまったという。なんとも不憫な話だ。
※週刊ポスト2014年1月17日号