お正月でも休む暇のない病院。猫の手も借りたい状態だが、そんな病院で勃発する「医師」VS「パート看護士」の内部事情を41才の女医が明かす。
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年末は暴飲暴食で、胃けいれんとか、大腸カタルとか胃腸の患者さんか増え、年明けは慢性疾患の患者さんがわれ先にと駆け込んでくる。風邪で耳鼻咽喉科にかかる人も多いし、アトピーの患者さんとかで皮膚科も激混みするよね。
そんなわけで“おとそって何だっけ”ってくらい、お正月は残業続きが当たり前なのに、パートの看護師ママさん連中ときたら、涼しい顔して5時キッカリに帰っていく。
それで子供が小さいから夜勤はムリと言いながら、ママ友と飲み会に行った話をいつまでもされるとムカーッよ。
仕事にさし障るから、出勤して来ないで、と言いたいのをグッとこらえて患者さんを診察しているツラサ。
何かといえば「ドクターと私たちは身分が違います」なんて、ほんとよく言うわ。
※女性セブン2014年1月23日号