「じじいではなく、おっさんと呼べ。おっさんをなめるな!」──3人のおっさんが、そんな啖呵を切って、悪人を次々と成敗していく時代劇風現代劇『三匹のおっさん』(テレビ東京系)が好調だ。初回視聴率が11.6%で、第3回も9.9%を記録した。
長年勤めたゼネコンを定年退職し、ゲームセンターの嘱託社員として働き始めたキヨ(北大路欣也)。幼いころから住み続けている町内で、最近空き巣やひったくり、痴漢などの犯罪が続出していることに心を痛めていた。
そこで、幼なじみの元居酒屋亭主・シゲ(泉谷しげる)と町工場社長・ノリ(志賀廣太郎)とともに、私設自警団『三匹のおっさん』を結成する。キヨは剣道の達人、シゲは柔道有段者、ノリは特製スタンガンなど発明の天才──それぞれの武器を駆使し、町内のさまざまな悪事に立ち向かっていく。
という『三匹のおっさん』。このドラマの主なロケ地は、東京・板橋区の「ときわ台駅」南口商店街だ。
ロケ時は、いつも北大路ファンの女性たちが集まり、押すな押すなの人だかり。ある日、ひとりの高齢女性が転んでしまったとき、こんな出来事があった。
「北大路さんが、“大丈夫ですか?”と、すぐさま駆け寄って、女性の体を起こしてあげたんです。足が不自由なかただったので、何回も“大丈夫ですか?”と声をかけてて。周りのやじうま女性たちは、“なんてジェントルマンなの”と目がキラキラしてました」(目撃した女性)
か、かっけー!! そして、志賀は、機械に詳しい役どころのまんまだという目撃談が。
「撮影の休憩中、超速でスマホを操作していて…フリック入力(画面に指を置いて上下左右にはらって文字入力する)が半端なく速かったです」(前出・目撃した女性)
最後のひとり、シゲ役の泉谷に関しては、「街になじみすぎているのか、いつどこにいるのかわかりません(笑い)。目立つはずなのに」…とのこと。素顔もステキなおっさんたちでした!
※女性セブン2014年2月20日号