西洋占星術とタロットカードを駆使した独自の占いにより、Facebook上でもっとも知名度の高い占い師と言われるキャメレオン竹田。そんな彼女が、旬の有名人の未来を予測するシリーズ「あの人のこと“きゃって”に占っちゃいました」。今回は、ゴーストライター騒動を巻き起こした“現代のベートーベン”こと佐村河内守氏を占ってもらいました。
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──ゴーストライター問題で世間を騒がせた佐村河内守さんですが、謝罪会見以降、特に大きな動きがありません。世間も忘れかけている頃ですが、ホロスコープ的に見ると、今後どうなっていくのでしょうか?
竹田:誰もがおわかりでしょうが、今はかなり厳しい時期です(笑い)。仕事も当分は、何をやってもうまくいかないでしょうね。ただ、5年くらい経つと明るい兆しがありますよ。
──復活もあるということですか?
竹田:これまでと同じような姿で復活することはないと思います。作曲家として出てくるわけではなく、何か新しい仕事を始めそうです。
──それは表舞台に立つ仕事なんでしょうか?
竹田:ホロスコープを見る限りだと、佐村河内さんは裏方向きなんですよ。プレイヤーというよりも指導者の素質がある。前に出る仕事よりも、裏で支えたほうがうまくいく。むしろ、佐村河内さんこそがゴーストライターをやるべきだったんですよ
──なのに前に出ちゃった!
竹田:そうなんです。しかも、専門分野に特化して努力すると結果が出るタイプなんですよ。自分が前に出たいという欲望を抑えて、本気で音楽を学んでいたら、本当に歴史に残る作曲家になっていたかもしれない。そして、実はレディー・ガガに近いホロスコープなんですよね。
──すごいじゃないですか。大スターになれるということですよね?
竹田:にもかかわらず、しっかり努力をしないで間違った方向にいってしまったということですね。本来はカリスマ性もあるんだから、ゴーストライターなんて使わずに、ちゃんと作曲を学べばよかったのに、っていう。そもそもアイディアマンとしてもかなり優秀ですよね。長髪でサングラスの怪しい風貌なんていうのも、自己プロデュースとしては悪くはないじゃないですか。人を騙す方向にさえ行かなかったら、プロデュース能力が高いってことになっていたはず。やっぱり、あくまでも裏方でいるべきでしたよね。
──なんかもったいないですよ。
竹田:仮に今後表舞台に出るとしても、すべてをさらけ出してあっけらかんとしたほうが人気が出るでしょうね。あと、丸刈りにしちゃうといいかもしれないですよ。
──記者会見のときの髪形じゃあまだ長かった(笑い)。
竹田:そうそう、もっとイメチェンが必要です(笑い)。ちなみに、佐村河内さんは意外と根に持つタイプですね。自分を裏切った人は絶対に許さないというタイプ。記者会見で新垣隆さんと争う姿勢を見せていましたが、ホロスコープ通りの行動です。当分もめちゃうかもしれないですね。
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ホロスコープ的には、実は裏方向きだったという佐村河内氏。スポットライトを浴びたいと思ってしまったばっかりに、名プロデューサーになり損ねたとは、なんとも皮肉な話です…。
【プロフィール】
㈱トウメイ人間製作所 代表取締役・占い師・作家・イラストレーター。東京・表参道、青山界隈に本拠地を置く「数か月先まで個人鑑定の予約が取れない」人気№1占い師。顧客には著名人が名を連ね、テレビ・ラジオ出演、雑誌の取材・執筆、占いアプリ「カテゴリン」( http://categorine.jp/ )監修など、多数手がける。著書に『当たりすぎて笑える星座★誕生日占い』シリーズ(主婦の友社)、『占星術チョー入門』(角川学芸出版)など。公式サイト:http://chamereontakeda.com