メジャーリーグで活躍する日本人選手は多数いるが、ワールドシリーズ優勝に大きく貢献し、オバマ大統領からも絶賛されたのが、レッドソックスの上原浩治だ。
巨人からオリオールズ、レンジャーズと球団を転々とし、レッドソックスに移って大変身。連続アウト記録(37人)など、昨年のワールドシリーズ優勝の立役者であるのは衆目の一致するところだ。地元では唯一、「顔と名前が一致する日本人選手」だといわれている。
元々上半身で投げるタイプだけに、フェンウェイパークの特に硬いマウンドが合ったことが活躍の理由とされる。角度のあるスプリッターは今年も健在だ。
「ユニフォーム売り上げランキングでは全選手中18位で日本人選手最高。一方、昨年の優勝決定シリーズで父を上回る英語力でインタビューに応じた、7歳の上原ジュニアの人気も爆発中です」(スポーツジャーナリストの古内義明氏)
※週刊ポスト2014年5月9・16日号