人間、窮地に立たされると、とんでもない言い訳を口にするもの。神奈川県に住む女性Nさん(52才)の夫(54才)も、かなり酷い言い訳を口走ったという。Nさんがぶちまける。
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うちのダンナの会社、経費削減とかで、給料明細の用紙を配らず、自宅のパソコンとつないで、自分で印刷することになったの。夫の給料明細なんて見たことなかったけど、初めてまじまじと見ちゃった。そしたらおかしなことがいくつも。
だって、ダンナが「休日出勤する」と出て行った日は、ふつうに休日。それが2日もあったから、私、ブチ切れて、「うそつきっ! どこに行ってたの!」って。そしたら「会社には行かなかったけど、営業先を回ってたと思うよ~。何で欠勤なのかなあ~」と、のらーり、くらーり。
でも、3時間、みっちり問い詰めたら「思い出した!」と叫んだのよ。「そういえば会社に行こうとしたら、途中ブラックホール的なところに吸い込まれて、気がついたら、パチンコ店にワープしてたんだった」って。
そういわれてみると、ダンナのスーツのポケットからパチンコ玉が出てきたことがあったの。「これ何?」って聞いたら「パチンコ好きな同僚がふざけて入れたんだろ」って言ってたのよ。
まあ、それだけなら謝り方しだいでは許してやったわよ。あのバカ、貯金通帳から私に黙って20万円も引き出していたんだから。
※女性セブン2014年6月5日号