6月中旬のとある夜、仁科仁美(29才)はある男性と人通りの多い週末の東京・六本木を歩いていた。しばらくするとどちらからともなく手を握り合うふたり。仁美は幸せそうな笑顔を浮かべていた。
男性は『塚田農場』や『四十八漁場』などの産直居酒屋を全国に180店舗展開し、年商150億円を誇る株式会社エー・ピーカンパニーの代表取締役社長・米山久氏(43才)だった。
「ふたりは半年ほど前に共通の友人の紹介で知り合いました。その時、仁美ちゃんはおつきあいしていた会社経営者と別れたばかりだったし、彼にも気になっている人がいたので、まさかつきあうようになるとは誰も思いませんでした。でも、もう結婚秒読みなんですよ」(芸能関係者)
兄・克基(31才)は、仁美の親友でもある矢吹春奈(29才)と破局したかと思えば、元嫁の多岐川華子(25才)への未練を公言するなど、恋に奔放。かたや仁美は、つきあう相手は飲みに行って知り合う男性ばかりで「男運がない」と嘆くほどだった。
しかしその裏でちゃっかり、しかもすばやく玉の輿婚に王手をかけていることになるのだが、それを導いた人物こそ、母の仁科亜季子(51才)なのだ。
「亜季子さんは“克基は男だから仕方ないけど、仁美には結婚に失敗してもらいたくない”という思いが強いみたいなんです。これまで男性には苦労してきたし、借金トラブルもありましたからね…。仁美さんのほうもそんな母親を見てきたから、ここ数年つきあう男性は、いつも結婚を意識して選んでたようですよ」(テレビ局関係者)
実は元カレとも結婚の約束をしていたという。
「仁美さんは恋人ができるとすぐに亜季子さんに会わせるんです。それで亜季子さんも一緒に食事に行ったり、ゴルフに行ったりするなかで、結婚の話を持ち出す。そうすると彼のほうは“逃げられない”って思うようになる。それがあの母娘の作戦なんですよね(苦笑)。もちろん元カレとも婚約していたので、仁美さんは別れることになって相当落ち込んでいました。でも亜季子さんは米山さんのことを聞いて、“気持ちを切り替えなさい”って命じたそうなんです」(前出・テレビ局関係者)
亜季子は仁美を励ましながら新たな恋を全力で応援し続けた。そうして今、玉の輿婚まで秒読みとなったわけだ。
「実は米山さんは仁美さんと一緒に暮らす新居を建てているんですが、ひとり暮らしの亜季子さんを思って二世帯住宅にしているんです。米山さんも亜季子さんのことが大好きみたいなんですよね」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2014年7月3日号