5月にフランスで行われた『カンヌ国際映画祭』のレッドカーペットに、胸元のスリットから下乳がこぼれるという大胆なドレスで登場した長澤まさみ(27才)。今度は女性誌『ar』6月号でのこんな発言が話題になっている。
《胸をしっかり支えてくれる補正的ブラよりも、ノーパッドのフラットなブラをファッション感覚でつけるのが気分。少年っぽい体型に憧れているので…》
ノーパッドブラは総レースなどでバストを包みこむセクシーなランジェリーで、イタリア発の『ラ ペルラ』など海外セレブが愛用する憧れブランドの定番アイテム。巷ではおしゃれなキャミブラが大流行だが、長澤はその真逆をいく女子力の高さといえる。
ボディーファッションコンサルタントの土井千鶴さんがこう説明する。
「一般的に日本ではブラに対してバストメイク思考が強いんですが、海外はナチュラル思考で本来のバストラインを美しく演出することが第一。レースのノーパッドブラは肌につけることで、そのレースが浮き上がってきて本当にきれいですから。欧米の女性はおしゃれなドレスを着るように、レースのノーパッドブラをつけることが多いんですよ」
もちろん、ノーパッドゆえ、胸ポチは必須だが欧米人は気にしない。ロシアのテニスプレーヤー、マリア・シャラポワ(27才)をはじめ、アメリカのアカデミー賞授賞式では、アン・ハサウェイ(31才)なども堂々の胸ポチドレス…。
日本をはじめアジア圏では「胸ポチは恥ずかしい」という文化だが、長澤は海外セレブ同様、「それが何か?」といわんばかりなのだ。
「ノーパッドブラは、バストにある程度のボリュームがないとキマりませんが、小さいサイズのノーパッドブラもあります。胸の形は人それぞれですし、人によって心地よいブラのデザインは違います。ブラジャーを窮屈だと感じている人は一度挑戦してみるといいと思います。いきなり総レースに抵抗がある人は、布製のノーパッドブラから挑戦してみては?」(前出・土井さん)
※女性セブン2014年7月17日号