いくつになってもときめいていたいのが女性。46才の主婦が、「料理友」とのドキドキ擬似新婚体験を告白します。
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友人に誘われて、料理教室に通うことに。ところが、友人がドタキャン。私は1人で参加することになったのですが、レッスンでは1つの作業台を2人で使うとのこと。私は同じく1人できていた男性とコンビを組むことに。彼は背が高くてガッチリしたさわやかなイケメンで、正直ドキドキ。
いざレッスンが始まってみると、彼はかなりの腕前。単身赴任中で、食事は自分で作っているというんです。そしてレッスンの最終日、彼が、「今度うちで復習しませんか? ほかの人にも声をかけますから」と、誘ってくれたんです。
翌週、彼の家に行くと、誰も来ておらず、ふたりで先に下ごしらえを始めることに。男性とふたりきりで料理をするなんて、初体験。すると彼も「新婚夫婦みたいですね」とニッコリ。私は恥ずかしくなり、「みんな遅いですね」と話をそらすと、彼が「実はほかの人、誘っていないんです」とポツリ。驚きましたがうれしくもあり、そのままふたりきりで打ち上げをすることに。
その後も、何度か彼と料理を作るようになりました。一緒に作って食べるだけですが、料理中に手や腕がふれるたびにときめいて…。この微妙な距離感が快感! しばらく“料理友”をやめられそうにありません。
※女性セブン2014年7月17日号