サッカーワールドカップブラジル大会の影響で、寝不足になっているという人も多いのでは? サッカーの代表戦では、試合前それぞれの国歌が歌われるのが恒例となっているが、いろいろな国歌があり、なんとも興味深い。
ちなみに日本の国歌「君が代」の歌詞は、古今和歌集に収録されている短歌のひとつ。皇統の永続性がテーマとなっており、「君」は「天皇」を指していると解釈されることも多い。
一方韓国の国歌はどんなものだろうか。その歌詞を訳すとこうなる。
〈東海と白頭山が 干上がりすり減るほど神が守ってくださる わが国〉
東海とは、韓国での日本海の呼び名。日本はこの名称に抗議しているが、まさか国歌で歌い上げられているとは。
また、韓国国歌は2006年まで作曲者に著作権があり、イベントなどで使用するたびに主催者が使用料を払っていたという珍しい歴史もある。
※女性セブン2014年7月17日号