ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Sexy Zoneが、今後、流動的なメンバー編成で活動すると発表した。
Sexy Zoneは、中島健人(20)、菊池風磨(19)、佐藤勝利(17)、松島聡(16)とマリウス葉(14)の5人で2011年に結成。これまで6枚のシングルと2枚のアルバムをリリースしている。
しかし、9月に発売されるニューシングル「男 never give up」は、中島、菊池、佐藤の3人でレコーディング。今後はこの3人をSexy Zoneの軸として、ほかのメンバーは入れ替えながら人数は固定せずに活動することとなった。メインメンバーから外れてしまった松島は「Sexy 松(ショウ)」、マリウスは「Sexy Boys」として活動していくという。
まさかのメンバー再編に、ネット上のファンたちは大ショックを受けている。ツイッターでは、
「やっぱセクゾは5人がいい。
そおおもってるセクガルさん沢山いると思う。いつかまた、5人で活動できますよーに」
「セクゾは5人で一つとか今更言わせないで
5人で一つとか当たり前のことだよ?」
などと、悲痛の叫びが大量に投稿されている。
それにしても前代未聞のメンバー再編だが、いったい何があったのだろうか? ジャニーズに詳しい芸能ライターは話す。
「たしかに、中島、菊池、佐藤の3人と、松島、マリウスの2人とで、最初から扱いに差がありました。それはもちろん“人気の差”でもあるのですが、活動が進むに連れて、松島とマリウスの“バックダンサー化”がどんどん進んでいたので、ファンの間では心配する声は多くあがっていました。ただ、本当に3人体制にしてしまうとは思いませんでしたけどね…」
しかし、3人と2人に分かれたのは単に人気だけが理由ではないと言われている。前出芸能ライターはこう話す。
「実は松島聡の家族が芸能活動にあまり協力的ではなく、中学時代までは実家がある静岡から東京まで通って仕事をしていたそうです。そういった事情もあって、Sexy Zoneとしての活動があまりできず、その結果人気にも差が出てしまったと言われています。
マリウス葉は特に家族が反対していたわけではないのですが、おそらくグループのバランスを考えて、松島とセットになったのだと思います。ちなみに、マリウス葉の母親は元宝塚女優の燁明(ようあきら)で、黒木瞳の同期。その縁もあって、マリウスは一時期黒木瞳の家に下宿をしていたようですね」
現在、松島は高校生になって、以前に比べると積極的に芸能活動に打ち込める環境になったというが、待っていたのはまさかのメンバー再編という現実。ファンだけでなく、松島本人も大きなショックを受けているかもしれない。