近年の温暖化により冷房が欠かせない日々となってきた。そこで気になるのが電気代…。なんとか節電しながら快適に眠るコツはないものか。睡眠改善シニアインストラクターの内海裕子さんが、エアコンだけに頼らない夏の快眠法を教えてくれました。
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就寝直前の水分補給には極端に熱すぎず冷たすぎないものを。カフェインは入眠を妨げ、睡眠を浅くします。その作用は4〜5時間続くといわれ、年齢を重ねると分解能力が低下し、さらに長びくといわれます。寝る前のコーヒーや紅茶、緑茶はおすすめできません。
夕方を過ぎたら麦茶など、カフェインが入っていないものをセレクトしましょう。
また、寝酒もNG。眠くなるほどのアルコールを摂取すると、眠っている途中に目覚めることが増え、睡眠が浅くなりがちです。アルコールには利尿作用があるため、お手洗いのために目覚めることも増え、熟眠を妨げ睡眠の質が落ちてしまいます。
※女性セブン2014年7月31日・8月7日号