今年5月に抽せんされた第2310回関東・中部・東北自治宝くじで、同じ番号が当せん番号として選ばれるという珍事が発生した。その宝くじでは2等(100万円)が2本あったのだが、その2本が「組下1ケタ3組145217番」と「組下1ケタ5組145217番」だったのだ。
宝くじの抽せんでは「同じ等級で同じ番号が抽せんされた場合、あとの方をやり直す」というルールがある。しかし今回は番号が同じでも組が異なっているので、抽せんは有効という判断になった。もし、組も同じであれば、ルールに則って再抽せんされていた。
なお、やり直しの対象となるのは同じ等級に限るので、等級が異なっていれば該当するすべての当せん金を受け取ることが可能で、これを「重複当せん」という。当せん番号を調べるときに重複当せんしていたら賞金はもちろんのこと、嬉しさも倍増すること間違いなしだ。
※女性セブン2014年8月21・28日号