「まんだらけ」の万引き事件で話題になった防犯カメラ。現在はマンションには防犯カメラがあるもの。それを意識せずにいるととんでもない悲劇に陥ることも。
「マンションの防犯カメラの死角に大きなとぐろを巻いたうんこが見つかる事件が頻発したんです。すると、マンション内一のクレーマーでボスママのAさんが『絶対に許せない!』とすごい剣幕で管理人にたてつき、もう1台、防犯カメラを設置することに。
そこで何日か経った頃、犯人らしき人物が写ったと報告があり、住民の何人かで見ると、そこに写っていたのはAさんのだんなさん。まじめな公務員で通っていただけに、みんなびっくり。
のちに彼は『酔っぱらって帰って家ですると妻に怒られるから、仕方なく外でしていたんです』と苦し紛れの言い訳をしていました。それ以降、Aさんはおとなしくなってよかったですけれど」(38才・主婦)
もちろん家の中だって監視の目を光らせれば、とんでもない光景を目の当たりにすることに。夫と2人の子供たちと暮らすパート主婦B子さん(37才)は留守中の異変に気づき、家の中に防犯カメラをつけることになった。
「下着が入ったタンスがあけられていたり、ストックしていたお菓子がなくなっていたり、どうもおかしい。カメラをつけたところ、留守中に姑が勝手に作った合鍵を使って入っていた。
私の下着をチェックしたり、お菓子を勝手に持ち出したりしていたんです。どうりで『あなたの下着、派手すぎ』とか姑に言われたわけです。鍵を変えたら、今度は、『なんで鍵を勝手に変えるの!』と逆ギレされました。キレたいのはこっちのほうですって!」(B子さん)
自分がどう写っているか知らず無防備な姿を撮られてしまうこともあるようだ。
「いつも来る宅配業者のお兄さんはウエンツ瑛士似のイケメン。密かにいいなって思っていたんです。ある日、ピンポーンってインターホンが鳴ったのですが、すぐに出られず、しばらくしてからモニターを見たら、ウエンツ似のお兄さんが鼻をほじほじ…。不在だと思っていたのかしら…」(43才・専業主婦)
一方で、カメラをあえて意識しているのでは? と思えるケースもある。
「マンションのエレベーターについている防犯カメラの映像は1階のモニターで見ることができるんです。ある日、小1の娘と一緒にエレベーターを待っていたら、中でカップルが熱烈なキスをしたり、お尻をまさぐったりしている様子が写っていて…。娘は『またあのふたりやっているね』と冷静でしたが、もしかして他人に見せるプレイですか?」(37才・会社員)
※女性セブン2014年9月4日号