今、韓国は、ある“暴行傷害事件”の話題で持ちきりだという。
2012年から交際しており5月末から7月中旬にかけて数回にわたり暴行を受け、肋骨骨折の重傷を負った…。
8月20日、元恋人のAさんからそう訴えられたのは歌手で俳優のキム・ヒョンジュン(28才)だ。K-POPアイドルグループ『SS501』(現在は活動休止中)のリーダーで、韓国版ドラマ『イタズラなKiss』で大ブレークしたヒョンジュン。ペ・ヨンジュン(42才)が代表を務める事務所に所属している。
「ヨン様はヒョンジュンを弟のようにかわいがっていて、オフには一緒に旅行に行ったりするほどの仲。もともとヒョンジュンが俳優として成功したのもヨン様が自分の事務所に移籍させたからだといわれています。
今回の事件の発端は、ヒョンジュンに対していろんな浮気疑惑を抱いていたAさんが別れを切り出したところ口論になった、という顛末のようですが、双方の言い分がずいぶん食い違っているんです」(韓国在住ジャーナリスト)
ヒョンジュンは「交際は2年ではなく数か月」「肋骨骨折は暴力ではなく、ふざけ合っていた過程で起こった負傷」「取っ組み合いは一度だけ」などと反論したが、これに対してAさん側が韓国の芸能メディア『ディスパッチ』を通じて“証拠”を提出した。
まずは2012年4月、ヒョンジュンの自宅で撮影された写真。ヒョンジュンがAさんを後ろからぎゅっと抱きしめる幸せいっぱいの1枚。また2013年、ヒョンジュンがAさんに「会いたい」「愛している」「一緒に住もう」などと送ったメッセージも明らかにされ、交際が2年以上にわたることを主張した。
さらに暴行についても、医師の所見が書かれた診断書とともに、Aさんの両腕、胸の左上、顔の左側など、打撲のあざがはっきり写っている写真を公開したのだった。
「当初ヨン様は、弟分であるヒョンジュンを信じていましたが、さすがにこれだけ証拠が出てきてショックを受けているそうです。
まさに崖っ縁ですよね…。韓国では暴行の程度の大小にかかわらず、それがたった一度のことだとしても、男性が女性に手をあげるのは絶対ダメという風潮があるんです。ヨン様の事務所はこの騒動後、株価が暴落したとニュースにもなりました。
それにヨン様のフィアンセ一族は韓国でも有数の大財閥。そちらへの事情説明も大変だと思いますよ」(前出・ジャーナリスト)
※女性セブン2014年9月18日号