芸能

沢尻エリカ『ファースト・クラス』続編で囁かれた共演NG女優

 10月の番組改編で民放各局が力を入れているのが「ドラマ」だ。昨年、最終回で驚異の「視聴率40%超え」を記録した『半沢直樹』(TBS系)や、大ヒットしたNHK朝ドラ『花子とアン』を見ればわかるように、一発当たればその爆発力や話題性はバラエティや情報番組の比ではない。

 成功のカギを握るのがキャスティングだ。人気俳優・女優を多く起用すればそれだけ高視聴率が見込めるが、それは簡単なことではない。同時にキャスティングしてはならない「共演NG」の組み合わせが数多く存在するからだ。今回の改編でも各局は頭を悩ませた。フジテレビ社員が苦笑いする。

「ヒロインが彼女だからキャスティングには苦戦したようですよ」

 今秋10月にスタートする局の目玉『ファースト・クラス』のことである。春(4~6月)に沢尻エリカ(28)主演で話題となったドラマの続編だ。女性ファッション誌編集部で権力を誇示しようとする「マウンティング女子」の姿を描き、土曜深夜ながら2ケタ視聴率を記録し、「マウンティング」は流行語にもなった。

 注目度が高い作品だけに、オファーを受けた女優たちも快諾するはず……と思いきや、そうならないのはやはり主演女優のアクの強さゆえ。前出・フジ社員がいう。

「前作からキャストを一新したのですが、かつてトラブルメーカーとして名を馳せた沢尻さんが主役だけあって“共演NG”が多いんです。プロデューサーたちは、それを頭に叩き込んだ上でキャスティングしなければならなかった。

 たとえば竹内結子さん(34)なんて絶対ムリ。オファーするだけで“お前はこの業界の人間か?”と呆れられてしまう。竹内さんは沢尻さんの前所属事務所の先輩で、『別に……』事件の映画『クローズド・ノート』のヒロインだった。いわばあの騒動の一番の被害者です。

 竹内さんと沢尻さんは、かつては姉妹のように仲が良かったのに、あれ以来微妙な関係になってしまっているというのが業界の定説です。常盤貴子さん(42)や北川景子さん(28)など竹内さんと同じ事務所の他の女優さんのブッキングも念のため避けています」

※週刊ポスト2014年10月3日号

関連記事

トピックス

佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
大型特番に次々と出演する明石家さんま
《大型特番の切り札で連続出演》明石家さんまの現在地 日テレ“春のキーマン”に指名、今年70歳でもオファー続く理由
NEWSポストセブン
NewJeans「活動休止」の背景とは(時事通信フォト)
NewJeansはなぜ「活動休止」に追い込まれたのか? 弁護士が語る韓国芸能事務所の「解除できない契約」と日韓での違い
週刊ポスト
昨年10月の近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、6年ぶりに選抜出場を逃した大阪桐蔭ナイン(産経新聞社)
大阪桐蔭「一強」時代についに“翳り”が? 激戦区でライバルの大阪学院・辻盛監督、履正社の岡田元監督の評価「正直、怖さはないです」「これまで頭を越えていた打球が捕られたりも」
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん(Instagramより)
《美女インフルエンサーが血まみれで発見》家族が「“性奴隷”にされた」可能性を危惧するドバイ“人身売買パーティー”とは「女性の口に排泄」「約750万円の高額報酬」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
悠仁さまの通学手段はどうなるのか(時事通信フォト)
《悠仁さまが筑波大学に入学》宮内庁が購入予定の新公用車について「悠仁親王殿下の御用に供するためのものではありません」と全否定する事情
週刊ポスト
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン
昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
【トリプルボギー不倫だけじゃない】不倫騒動相次ぐ女子ゴルフ 接点は「プロアマ」、ランキング下位選手にとってはスポンサーに自分を売り込む貴重な機会の側面も
週刊ポスト