疑惑の判定が相次ぎ各国から怒りの声があがった韓国・仁川のアジア大会。そもそも、アジア大会のような国際イベントは、主催国の国民と国家の発展ぶりをアピールする絶好の機会だ。ところが、韓国の場合はその逆の現象が起きた。大会を取材したスポーツ紙のベテラン記者はこう明かす。
「メディアルームの一部にはなんと電源もネット回線もなし。仕方なく携帯電話で記事を配信している気の毒な記者もいました。
交通アクセスも最悪で、試合会場まで送迎するマイクロバスは初日だけで、2日目からはバンに詰め込まれ、それも1時間に1本が2~3時間に1本になった。おまけに酷い交通渋滞で、試合に遅れる選手や記者がパニックに陥っていた」
※週刊ポスト2014年10月24日号