作画・キャラクターデザインはアニメクリエイターの谷口崇、声優を芸人のつぶやきシローが担当するシュールな動画コンテンツ「つぶやき隊」。独特な世界観を持つ同作品の最新作が、「頭髪の日」である10月20日より期間限定で公開された。エイジングケア商品を展開するアンファー『スカルプD』とコラボし、同ブランドサイト「秋のヘアケア特集」で“頭皮の本音”をつぶやいている。
「泡だけに、まさにベストアワードだね。よし!」や「なんか上から目線になっちゃってる? しょうがないよ、そりゃあ俺、頭皮だもん。なんか調子いいね。ギャグとかも、冴えちゃうな。ハハハ」と自画自賛するなど、序盤のアニメーション背景に吹いている秋風のような肌寒さを感じさせつつ、「つぶやき隊」特有の語りが楽しめる。
このコラボ動画公開開始と「頭髪の日」に伴って、アンファーは「抜け毛」に関する意識・実態調査(20~40代男性300名)を行ない、抜け毛に不安になっている男性心理が明らかになった。
まず「自分の抜け毛の多さに“ドキっとした(不安になった、びっくりした)”経験はありますか?」という質問に、65%の男性が「ある」と回答。具体的なシーンとしては、「シャンプー中、指に絡んだ抜け毛の本数が多かった時」50%、「シャンプー後、排水溝に溜まった抜け毛の本数が多かった時」41%と、シャンプーに関するタイミングが上位に。そのほか「部屋の床に落ちている抜け毛の本数が多かった時」32%、「朝、起きた時、枕に残った抜け毛の本数が多かった時」28%が続く。
しかし男性が抜け毛に不安になる要因は、本数の多さだけではない。「髪の毛の状態によって、不安の有無や大きさは変わりますか?」という質問に対して63%が「変わる」と回答し、「不安を感じる抜け毛の状態」として、1位は「細い毛」(65%)、2位「柔らかい毛」(41%)、3位「毛根がしっかりとしていない毛」(23%)、次いで「短い(生えて間もない)毛」(16%)が挙げられた。
こうした不安や懸念は、正しい認識といえるのだろうか? メンズヘルスクリニック東京医院長の小林一広先生は今の時期の抜け毛について、「動物と同じように冬に備えて生え変わるなど、他にもさまざまな説があり一概には言えませんが、確かに一年で最も抜け毛が多い時期です」とコメントしつつ、抜けた毛の“状態”については注意が必要だという。
「通常、日本人の成人であれば、1日平均100本くらいは抜けると言われていますが、抜けても大丈夫な毛と、そうではない毛があります。長くてしっかりとした毛であれば、通常のヘアサイクルに基づいて髪の毛が抜けていると考えられますが、『細くて』『短い』毛が多い場合は、薄毛になる兆候と考えられます。本来であれば太く長く伸びるはずであった髪の毛が、ヘアサイクルの乱れによって成長する前に抜けてしまっている可能性があるので要注意です。
『細い』『短い』抜け毛が多いと感じる方は、日々のケアを意識することが重要です。シャンプーの時間帯や回数、また成分を見直すなど、できることから始めてみましょう。また、食生活や運動、睡眠など、ライフスタイルを改善することも大切。特に食事については、亜鉛やビタミンB2をはじめとするミネラルやビタミンなど、“髪の細胞・頭皮を含めた皮膚に良いもの”をバランスよく摂りましょう」(小林先生)