円安の影響で企業が輸入する原材料の負担額が増え、その結果物価の上昇が続いている。家計に対する影響も大きいわけだが、そこで負担を少なくするための裏技を節約アドバイザー・丸山晴美さんに聞いた。
丸山さんによると、買い物はクレジットカードと電子マネーを併用するのがベストだという。
「電子マネーのチャージにクレジットカードを使用すると、一部のクレジットカードにポイントがつきます。チャージした電子マネーで買い物をすると、電子マネーにもポイントがつくものもある。クレジットカードや電子マネーを単体で使うよりもずっとお得になります」(丸山さん)
クレジット機能と電子マネー、さらに店舗のポイント機能もついた一体型のカードを使えば3重でポイントゲットできるが、さらにその上を行く、4重取りをする方法があるという。
「ネット上のショッピングモール、楽天市場で買い物をするなら4重取りが可能です。
【1】リクルートカードやNTTグループカードなどのクレジットカードを使って電子マネーの楽天Edyにチャージをすれば、チャージした額の0・5~1・2%のポイントがクレジットカードにつきます。
【2】さらに、インターネット上のECサイト『楽天Edyもらえるモール』(要会員登録)を経由して(『~モール』を開いて、そこにある楽天市場のリンクをクリックして)、楽天市場で買い物をすると、買い物をした額の1.2%が『~モール』のポイントになります。
【3】おサイフケータイの楽天Edyなら、あらかじめポイントの交換先を登録しておくと、TSUTAYAのTポイントやビックカメラのビックポイントなど登録したいずれかに買い物額の0.5%が付与されます。
【4】最後に、楽天市場の楽天スーパーポイントが買い物した額の1%つきます」(丸山さん)
仮に、この方法で楽天市場で今年8月の総務省『家計調査』の「食料」「家具・家事用品」「被服及び履物」の1か月あたりの出費合計金額10万2465円を購入すると、1か月あたり3996円分のポイント還元がある計算になる。
※女性セブン2014年11月13日号