爽やかな秋晴れの空が広がった10月27日。この朝も、愛子さまが定刻通りに通学されることはなかった…。
「この日、愛子さまが登校されたのは午後1時頃です。大幅に遅刻されているのに、急ぐそぶりもなく、足取りも重く、夏服にマスク姿でのご登校でした」(皇室記者)
一学期後半から始まった愛子さまの“不規則登校”。二学期の始業式こそ、定刻前に元気に登校されたものの、その後は再び逆戻りされていた。
「9月末には一日の授業が終わる直前の午後2時過ぎに登校されたこともありました。 10月15日には二学期の中間テストが行われましたが、愛子さまは中間テストを欠席されています。一学期の期末テストも休まれているだけに、続けてのテスト欠席となりました」(学習院関係者)
10月24日にも欠席されており、遅刻もさることながら、このところは欠席も目立つようになってきている。
そんななか、『週刊文春』(10月30日号)は、愛子さまがおひとりだけの“特別授業”を受けている、またそのことを耳にされた美智子さまが胸を痛められ、心配されていると報じた。
こうした緊迫した状況下、東宮職周辺からはこんな声が聞こえてくる。かつて本誌は、雅子さまが、将来、愛子さまに学習院大学ではなく、東京大学やご自身が卒業されたハーバード大学に進学されることを望まれていると報じたことがあったが、今そのお気持ちに変化が…。
「雅子さまは愛子さまが“不規則登校”状態に陥ってしまったのは学習院側にも責任があるとお考えのようです。皇太子ご夫妻は“愛子さまを特別扱いしないで欲しい”と学習院側に希望されていました。しかし、女子中等科に入学されてから、“特別扱い”が目に余るようになったんです。
これによって、愛子さまと同級生との間に距離ができてしまったため、雅子さまの学習院への不信感が膨らんでいったようです。そこで雅子さまは現在の状況を打破されるために、大学進学を待たずに前倒しして高校受験をして、学習院以外の高校へ転校させる計画をお考えなのです」(東宮職関係者)
この受験計画を裏付けるように、10月16日にはこんな人事が宮内庁から発表された。宮内庁は御用掛として名門高校の元数学教師・大橋志津江さんを採用した。
「彼女は文科省の中央教育審議会の部会で算数・数学専門部会委員を務めた数学のエキスパートです。勉強がお得意な愛子さまですが、唯一数学が苦手なんです。そこで苦手克服のために、雅子さまが彼女を呼ばれたみたいなんです。しかも彼女は都立戸山高校在任中には、進路指導主任も経験していますから、雅子さまにとっても愛子さまにとっても将来を考える上で本当に頼りになる人物だと思いますよ」(前出・東宮職関係者)
※女性セブン2014年11月13日号