国際情報

中国で各種日用品に「反日」をプリントしたグッズがブームに

反日メッセージが書かれた中国のマスク

 中国では「反日」はもはや日常風景の一部。大した信念など露も無く、お祭り気分か、はたまた話題作りのために行なう反日行為が目立っている。
 
 例えば南京では、上半身裸の女性の身体に「保釣(保衛釣魚島=釣魚島を守れ)」の文字とともに、中国国旗や尖閣諸島をボディペインティングするイベントが開催された。反日を隠れ蓑にすれば、きわどいアートも許されるというわけである。
 
 日本政府が尖閣国有化を行なった2012年秋以降は、各種日用品に反日メッセージをプリントしたグッズがブームに。「釣魚島、中国的(釣魚島は中国のもの)」と書かれた反日マスクは大気汚染も手伝って購入者が続出した。
 
 1枚3元(約54円)の布製で、これであのすさまじいPM2.5から身を守れるのかは甚だ疑問。愛国心をすかさず商売にしてしまうスピードには脱帽である。

●写真/西谷格(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2014年11月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

女性との間に重大トラブルを起こしていたことが判明した中居正広
《深刻な女性トラブル》中居正広、スポンサーが厳しい目線…「引退の可能性」飛び交う情報、仮に引退しても金銭的には安泰
NEWSポストセブン
物議を醸した一連の投稿(現在は削除済み、画像は編集部で一部加工しています)
《頭部がたくさん並んでいるよ》“ご献体”前でピース写真の女性美容外科院長が解任 主催者が反論していた「ボカシが入っていたら問題はない」主張への違和感
NEWSポストセブン
拡散されている寿司店でのワンシーン(Xより)
《大炎上その後》港区女子とトラブルになった高級寿司店の大将が語った“本音”「離れたお客さんもいる。謝罪は受け入れたけど、“和解”と一方的に発信されて…」
NEWSポストセブン
渡辺被告は、派遣社員の男性(54)から大金を騙し取っていた
《頂き女子りりちゃんの現在》映画制作スタートも「順調といえない…」獄中手記も更新ストップ
NEWSポストセブン
VAMBI(事務所HPより)
元人気YouTuber「ヴァンゆん」ヴァンビが語る誹謗中傷、そして未来「解散で自信を失いました…」再起した現在は「実業家」に
NEWSポストセブン
1994年生まれは日本人アスリートの黄金世代
《“羽生世代”か“大谷世代”か、同世代の主役は?》羽生結弦、記者に「1994年代についての質問はNG」と通告 大谷翔平との“相思相愛”に異変
女性セブン
神田のカップインを喜んでいたAさん
《神田正輝が妖艶マダムとゴルフ場デート》助手席でほほ笑む女性…『旅サラダ』卒業後の「体調の変化」
NEWSポストセブン
巨人入団が決まった田中将大(時事通信)
《まさかの年俸1億6000万円》巨人入団・田中将大が頼った「凄腕代理人」の存在 阿部慎之助監督に直談判、海を渡った怪物スラッガーには「彼を通じないと取材できない」
NEWSポストセブン
サブスク開設宣言をした女子プロテニス選手の園田彩乃(インスタグラムより)
【けしからん恵体】カトパン似テニス選手・園田彩乃(29)「すごい三角ビキニ写真」でサブスク開設宣言「気になる有料の中身」とは
NEWSポストセブン
女性との間に重大トラブルを起こしていたことが判明した中居正広
《女性に解決金9000万円》中居正広を支えていた薬指に指輪の“10年愛”パートナー…トラブル前後で打ち明けた「お酒を飲まないと女の子と話せない」状態
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《元カレミュージシャンやじゃいの投稿へ違和感》中山美穂さん急逝で「追悼コメント」が波紋 SNS時代には「何を言うか」より「何を隠すか」が愛情
NEWSポストセブン
女性との間に重大トラブルを起こしていたことが判明した中居正広
《9000万円重大トラブル・中居正広》フジ幹部A氏との蜜月「オレが信長ならAは秀吉」 酒の場で「2人が興じたゲーム」
NEWSポストセブン