ライフ

王理恵さん 両親が胃がんになり胃腸を休める大事さ身に沁みる

 美容や健康管理に重きを置く有名人やスポーツ選手など、スペシャリストたちが多く取り入れ、注目を集めるようになったファスティング(断食)。5年前から実践しているというスポーツキャスターでジュニアベジタブル&フルーツマイスターの王理恵さん(44才)にファスティングのコツを聞いた。

 * * *
 5年前、体調が優れず、疲れやすくて眠れない日が続いたため、デトックス目的でファスティングに挑戦しました。最初は3日間の予定だったんですが、いったん始めたら、“あと1日やったら、もっと効果があるかも”と欲が出て(笑い)、酵素ドリンクを摂りながら、結局5日間の断食を行いました。

 1~2日目はデトックスによる頭痛もあってつらかったのですが、徐々にその症状も消えていきました。驚いたのは4日目の朝。フッと体が軽くなり、頭がやけに冴えている。五感が研ぎ澄まされた感覚がありましたね。5日目を終えて体重は4kg減。でも、いちばん印象的だったのは味覚の変化。舌が敏感になり、塩分を強く感じるように。以来、外食では特にセーブしていませんが、家で食べる時はなるべく薄味を心がけるようになりました。

 現在は半年ごと、年に2回のペースで実践しています。最初は“また3日間、予定を入れられない”という面倒な気持ちもありましたが、今は“またスッキリできるぞ”と、むしろ楽しみに。

 ファスティングはまず1回やってほしいですね。最初はつらいけど、体の変化に衝撃を受け、“こんなに清々しいんだ”という気持ちになり、2回目からはかなりハードルが下がりますから。

 うちは両親が胃がんになり、母は57才で亡くなって、父も8年前に大手術を経験。胃腸を酷使することの怖さは痛感しています。胃腸や内臓を休めることがいかに大事か、身に染みているんです。

 友人とおいしいものを食べたり、いい時間を過ごすためにも、体のリセットは必須だと感じています。

※女性セブン2014年11月20日号

関連キーワード

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン