毎年文化庁が発表して話題になる「国語世論調査」。今年は「ディスる」「きょどる」などの「~る」「~する」の新語が俎上にのりましたが、お局世代にさしかかった先輩OLさんにとっても若手社員の言葉遣いが気になるようです。その世代間ギャップがけっこう笑えます。
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るり(広告・31歳):最近、後輩が何いってるか、全然、わかんないんだけど。特にあの「とりま」とかいうやつ。
あき(流通・30歳):一瞬、犬の毛を刈る「トリマー」かと思うよねw
はるか(メーカー・26歳):いや、普通に使うよね? 「とりま、ビール」とか。
るり:「とりあえず まぁ」って意味なんでしょ? なんで、それを省略する! 聞いてるだけでモヤモヤするよ!
あき:目上の人に対する敬語もめっちゃくちゃだしね。
るり:後輩が部長に企画書を提出する時「自分的には大丈夫かなって思ってるんすけど、どうっすか?」とか、「この企画書、フツーにすごいって気がするんすよ」とかいってて、聞いてるこっちがヒヤヒヤした~。
さとみ(サービス・25歳):ま、ウチら確かに普通に上司から仕事振られても「無理です」とかいっちゃいますしね。
みか(IT・24歳):私も、残業は基本、「用事あるんで無理です。ごめんなさい」っていって逃げる。ごめんなさいがいえれば取りあえずオッケ。
さとみ:私の場合、残業は「マジすか?」攻撃で逃げるな。
はるか:その手もあるよね。「これ、コピーしといて?」っていわれたら「マジすか?」。「明日までにパワポで資料作っといて」っていわれたら「マジすか?」。
るり:マジもクソもあるか! ったく。そんなんだから、アンタら世代は、平気でお客様を怒らせるんだよ。
さとみ:確かに。
※週刊ポスト2014年12月12日号