相場の予測をする必要がなく、初心者でも利益を出しやすいFX(外国為替証拠金取引)トレード手法として注目を集めている「連続発注機能」。取扱会社が続々と登場しているが、外為オンラインが10月に取り扱いを開始した「iサイクル注文」は、さらに進化した「連続発注機能」を備えている。
「連続発注機能」を採用するFX会社は続々と登場している。最も早くから取り入れているのは、マネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」だ。シミュレーションツールや解説動画などが豊富に用意されており、初心者でも始めやすいのが特徴だ。
ジャパンネット銀行の「連続IFDOCO注文」は、最大9つの注文を同時に行うことができる。IFDOCO注文とは、新規注文から利益確定、損切りまでを事前に設定できる注文方法。これを9つまで設定できるようにしたのが「連続IFDOCO注文」だが、一度決済されれば、それで終了。繰り返し発注は行われないので、若干手間がかかる。
そんな中、この10月から新たに登場したのが外為オンラインの「iサイクル注文」。連続発注が行われるという点ではトラリピと同じだが、相場の動きに追随できるのがメリットだ。「連続発注機能」は、相場の範囲を決めて一定間隔ごとに注文を設定しておくので、相場がその範囲を上抜けたり、下抜けたりすると機能は停止してしまう。場合によっては、抱えているポジションが塩漬けになり、含み損を抱えることにもなりかねない。
「iサイクル注文」は、相場に追随して設定範囲が移動するので、どんな相場環境にも適応できる。その際、塩漬けになりそうなポジションがあれば、自動的に損切りが行われるので、大きな含み損を抱えることもない。注文の設定も簡単だ。【1】「買い」または「売り」、【2】変動幅、【3】対象資産の3つを設定するだけで完了する。
また、外為オンラインには「トラリピ」と同様、相場に追従しない「サイクル注文」もある。
現在、外為オンラインでは「iサイクル注文」と「サイクル注文」を対象とした手数料無料キャンペーンを実施中だ。通常は1万通貨当たり片道200円(往復400円)の手数料とスプレッドが投資コストとなる。たとえば米ドルで往復1万通貨の取引をする場合、外為オンラインのスプレッドが1銭なので、総コストは500円になる。
しかし、キャンペーンが適用されることにより、400円の手数料が無料になるので、総コスト100円で取引ができる。
外為オンラインには、無料のデモ口座も用意されているので、一度試してみてはいかがだろう。
※マネーポスト2015年新春号