ライフ

70才男 中学生に席譲られ「俺のどこが年寄りじゃ!」と激怒

 いつまでも夫が若々しいのは嬉しいこと。だが、あまりにも意識が高過ぎると時に周囲を困惑させてしまうもの。金融会社でパートをする59才女性・Nさんが元家電メーカー勤務の夫(70才)の電車の中での立ち居振る舞いに苦言を呈します。2人は結婚34年目を迎えました。

 * * *
 2014年、70才を迎えた夫。痩せ形で、若いころから体形が変わっていないし、まあまあオシャレだから若く見えるのよね。それでも70才が65才に見えるくらいの話。でも、本人的には50代半ばくらいの気分でいるみたいで、同窓会では「よっ、万年青年」と言われた、って得意満面。

 最近は、犬の散歩仲間と会うと「若く見える秘訣」を語るもんだから、うちの犬の姿を見たとたん、知り合いはみんな横道にそれていく。

 それだけじゃない。先日、親戚のうちに行くのに、夫と2人で電車に乗ったら、中学生らしき男の子が立ち上がって、「どうぞ」と席を譲ってくれたの。

「あら、ありがとう」と座らせてもらおうとすると、「おい、小僧!」っていきなりよ。

「おれがいくつに見えたんだ? えっ? おれのどこが年寄りなのか、言ってみろ!」

 中学生は「すみません」と言いながら逃げちゃったけど、周りの人の刺すような視線といったらなかったわよ。夫の袖を引っ張って、隣の車両に移動したけれど、それから大げんかになって、もう5日も別々にご飯、食べているわ。

※女性セブン2015年1月8・15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン