シドニーオリンピックの金メダリスト・高橋尚子さん。現在は“旅ラン”を楽しむ高橋さんは、自ら大会のプロデュースもしているほど。趣味のワインを飲みつつ走れるメドックマラソンなど、オススメのマラソン大会を教えてもらった!
●メドックマラソン(フランス)
→毎年9月に開催。定員約1万人。制限時間6時間(フルマラソン)
参加者の90%以上が仮装をして走り、コース上にあるワイナリー23か所でワインが飲める。
「引退後、フルマラソンを走った3回のうち、2回がこの大会。給水所のワインはすべて種類が違うので、普段はそんなにお酒を飲まない私が全ての給水所でワインを飲みました(笑い)。いちばんのお気に入り大会です」(高橋さん)
●ロックンロールハーフマラソン(アメリカ)
→アメリカ各地で行われている。サンディエゴで1998年に始まったのが元祖。
高橋さんが出場したのはヴァージニアビーチの大会。
「特設ステージではジャーニーらのコンサートが行われていて、結局、2時間も見入ってしまいました。レースの内容はすっかり忘れて(笑い)、とにかくライブの思い出が大きいです」(高橋さん)
●いびがわマラソン(岐阜県揖斐川町)
→毎年11月に開催。定員4000人。
制限時間3時間(ハーフの部)
ランネットの大会100撰にも選ばれる人気大会。町全体で大会を盛り上げるあたたかい大会で、沿道では町民が声援を送る。「紅葉がキレイな中、沿道からの応援にとても励まされますよ。おもてなしもいっぱいです」(高橋さん)。
●愛媛マラソン(愛媛県松山市)
→毎年2月に開催。定員1万名。制限時間6時間(フルマラソン)
愛媛県庁前をスタートし堀之内の城山公園をフィニッシュとする大会。53回の歴史がある。「コースが広いので、ストレスなく自分のペースで走ることができます。松山市内から山中まで、景色が移り変わるのも飽きずに走れるのでいいですよ」(高橋さん)。
●高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソン(岐阜県岐阜市)
→毎年5月に開催。定員9000名。制限時間3時間(ハーフの部)
高橋さんと一緒に走ることができるとあって、すでに今年の応募が締め切られる人気ぶり。
「トップ選手も出場するので、その速さを目の当たりにすることができますよ」(高橋さん)。
※女性セブン2015年1月22日号