2002年の結婚直後、夫について「思いやりがある人」とラジオでのろけていた言葉は嘘だったのか。
元フジテレビアナウンサーの有賀さつき(49)が1月6日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、2006年に離婚した元夫との“仮面夫婦生活”を告白して周囲を驚かせた。女子アナらしからぬあけすけな物言いに、視聴者から戸惑いの声が相次いだ。
番組で有賀は結婚の理由について「離れたほうがいいんじゃないかと思ったその2日後に妊娠がわかった」と“できちゃった婚”だったことを明かし、「刑務所に入るつもりで」結婚を決めたと話した。
夫婦関係は「水と油」「低体温のままず~っと来た」とし、「子育てをするための共同生活みたいだった」とバッサリ。さらに、司会の岡村隆史が「(夫が夜の営みを)求めてきたりすることは?」と問うと、「気持ち悪いこと言わないでくださいよ!」と吐き捨てた。
さんざん悪しざまに罵られた元夫とは、フジテレビ局員の和田圭氏(62)。最近はめっきり画面で見かけないが、かつては解説委員としてニュース番組に頻繁に登場し、お茶の間でも人気を博した。
「紳士的な物腰から局内では『和田さま』の愛称で親しまれる好人物。有賀さんとは彼女の入局当時から食事をする間柄で、2001年に和田さんのアタックから交際を始めたそうです。結婚直前には『小泉劇場』という共著を出していますが、交際を知る局員はほとんどいなかった。離婚の時は『やっぱり』という声が多かった」(フジテレビ関係者)
別れても2人だけの秘密を他人に話さないのは男女間のたしなみと考える読者も少なくないだろう。しかも離婚から9年も経って結婚当時の話を蒸し返した元妻の“暴言”を元夫はどう聞いたのか。
出勤時の和田氏を直撃すると、「駅まで歩きながら話しましょう」と嫌な顔ひとつせず紳士的に対応してくれた。
「その番組を見ていないので分かりません。離婚して以来、一貫してコメントしないことにしているのです。子供のこともあるので一切コメントしていません。子供とはたまに会います。(有賀が)子供を連れてきて、たまに外で会うんです。とにかくコメントはしませんので」
申し訳なさそうにそう言うと、「朝早くから大変ですね。お疲れさまです。それじゃ」と記者を労い、一礼して去っていった。
※週刊ポスト2015年1月30日号