「あの記事のせいで…いや、おかげで、こうなりました(笑い)」
冗談交じりに語る新垣さん。あの記事というのは女性セブンでモデルデビューした企画のこと。以来、テレビ番組に引っ張りだこに。本誌記者が電話をかけると「これから本番なので…」と慌ただしく電話を切られる。売れっ子タレントのような多忙ぶりなのだ。食事をとる時間もあまりないほどで、「最近はコンビニのお弁当、お総菜とか簡単なものですませてます」。
収入は1年前の1.8倍になったが「まだテレビ出演は慣れません」と苦笑する。ちなみに、自宅にはアナログテレビしかないため、自身の活躍は映らない。
本業の音楽家としてはしっかり活動中だ。作曲、編曲のほか、密着した日は、朝から大阪・高槻市で小学生のバイオリンコンクールでピアノ伴奏をした。観客はいないが「伴奏は、私が20年間ずっと続けてきた仕事」と忙しいなかでも引き受けた。“教え子”の親からは「新垣さんしかいない」と絶大な信頼を得ている。2月にはジャズ音楽家・吉田隆一さんと、3月にはクラシック奏者・礒絵里子さんとコラボしたCDをリリース。
「今年は音楽活動を中心にやっていきたい」と言うが「テレビとかほかの仕事も依頼が来ればうれしくて受けてしまう」らしい。
※女性セブン2015年2月5日号